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胸椎黄色靭帯骨化症で障害年金受給できる?

毎日、背中の痛みや足のしびれと闘いながら、「これから先、仕事や生活はどうなってしまうんだろう……」と、ひとりで不安を抱え込んでいませんか?

国の指定難病である「胸椎黄色靭帯骨化症」は、進行すると歩くことや立ち上がることが難しくなり、それまで通りに働くことができなくなってしまうケースが少なくありません。

「これからの生活費や医療費が心配」「障害年金の制度があることは知っているけれど、手続きが難しそうで動けない」

そんなお悩みを持つあなたやご家族の心が少しでも軽くなるように、今回は当事務所がサポートさせていただいたAさんの事例をご紹介します。障害年金という「これからの生活を支える安心のバトン」を受け取るためのヒントを、一緒につかんでいきましょう。

事例の詳細解説

Aさんのこれまでの歩みと病気のお話

40代で会社員として働いていたAさんは、ある時期から背中にどんよりとした重い痛みを感じるようになりました。最初は「ただの疲れかな」と思い、湿布を貼って様子を見ていましたが、次第に両足がピリピリとしびれたり、足に力が入りにくくなったりするようになりました。

心配になったAさんは、に近くの整形外科クリニックを受診しました。しかし、そこでは原因がはっきりと分からず、症状は数ヶ月かけて少しずつ悪化していきました。階段の上り下りで手すりにつかまらないとよろけてしまったり、10分以上続けて歩くことが難しくなったりしたため、大きな総合病院を紹介されることになりました。

総合病院で精密検査を行った結果、国が指定する難病である「胸椎黄色靭帯骨化症」であることが判明しました。その後、症状の進行を食い止めるために手術を受けましたが、残念ながら下肢(足)の麻痺や、体幹の保持が難しくなる障害が残ってしまいました。

それまで続けていた立ち仕事や、重い荷物を持つ業務を行うことは難しくなり、Aさんは3ヶ月以上悩まれた末に、体調への不安も重なってお仕事を退職せざるを得なくなりました。「収入がなくなってしまい、これからの医療費や生活費をどうやって払っていけばいいのだろう」と、目の前が真っ暗になってしまったそうです。

申請の途中で立ちふさがった「2つの壁」

Aさんはご自身で障害年金の申請をしようと調べ始めましたが、体調が優れない中で、すぐに次の2つの大きな壁にぶつかってしまいました。

1.「初診日の証明」がスムーズにいかない壁

障害年金の手続きでは、「その病気のために、生まれて初めて医師の診察を受けた日(初診日)」を書類で証明しなければなりません。Aさんの場合、最初に受診した地域の整形外科クリニックから数年が経過していました。クリニックのカルテ(診療記録)が当時のまま綺麗に残っているか、またそれをどうやって証明すればいいのか分からず、最初の一歩で立ち止まってしまいました。

2.「日々のつらさ」を文章にできない壁

本人が作成する「病歴・就労状況等申立書」という書類には、これまでの治療の経過や、生活の中でどれだけ困っているかを詳しく書く必要があります。しかし、毎日を生きるだけで精一杯のAさんにとって、何年も前の記憶を思い出しながら、年金事務所の審査に伝わるような客観的な文章にまとめる作業は、30日以上考えても筆が進まないほど、心にも体にも大きな負担でした。

弊所が心を込めて行ったサポート

「もう自分だけでは進められない……」と、お電話をくださったAさんの不安を解消するため、当事務所ではまずじっくりとお話を伺い、一つずつ課題を紐解いていきました。

まず、初診日の証明をクリアするため、Aさんが最初に受診された整形外科クリニックへ当事務所から問い合わせをしました。幸いにも、当時の受付記録や大病院への紹介状の控えが保管されていることが確認でき、公的な証明書(受診状況等証明書)をしっかりと確保することができました。

Aさんは、この初診日の時点で会社員として厚生年金に加入されていたため、今回は「障害厚生年金」での申請となります。これは、国民年金だけの方よりも、障害の程度に応じて手厚いサポート(3級の支給や、配偶者がいる場合の加算など)を受けられる可能性がある大切な仕組みです。

次に、医師に書いていただく「診断書」の準備に取りかかりました。医師は診察室での短い時間の様子は分かりますが、お家の中での「2分以上じっと立っていられない」「杖がないと10メートルも歩けない」「お風呂に入るのに家族の介助が必要」といった、24時間の中での具体的な生活のしんどさまでは、なかなか把握しきれないことがあります。

そこで当事務所では、Aさんの日々の生活での不自由なポイントを、見やすく整理した「参考資料」として作成し、医師に渡してもらいました。これにより、Aさんの本当のつらさがしっかりと反映された、医学的にも正確な診断書を書いていただくことができました。

そして、その診断書の内容と100%バトンが繋がるように、これまでの歩みを綴る「病歴・就労状況等申立書」を、当事務所がAさんの代わりにまごころを込めて作成いたしました。

笑顔が戻るまでのあたたかな流れ

すべての書類がパズルのようできれいに揃ったところで、年金事務所へ申請(裁定請求)を行いました。障害年金の審査は、面接ではなく「提出された書類だけ」で判断されます。だからこそ、書類の丁寧さがとても大切になります。

申請から数ヶ月間、Aさんは「大丈夫かな」とドキドキしながら待たれていましたが、無事に「障害厚生年金2級」の受給が決定したという通知(年金証書)が届きました。

これにより、Aさんはこれからの生活を支える安定した年金を受け取ることができるようになり、「これで焦らずに、治療とリハビリに専念できます」と、本当にホッとした笑顔を見せてくださいました。

まとめ

病気のせいで今まで通りの生活ができなくなってしまったとき、障害年金はあなたのこれからの暮らしを支えてくれる、国からの正当な権利です。

「自分の症状でももらえるのかな?」「お医者さんにどう切り出せばいいんだろう?」

そんな風に少しでも迷われたら、どうかひとりで悩みを抱え込まずに、まずは私たちにお話を聞かせてください。私たちは、あなたの「これから」の安心を一緒に創るパートナーです。まずはお気軽にご相談ください。

豊島区、練馬区、板橋区、中野区、杉並区、北区、新宿区、東京23区、埼玉県、神奈川県で社会保険労務士をお探しの皆さま、障害年金申請、審査請求、再審査請求のことなら、城田社会保険労務士事務所にご相談ください。

著者 特定社会保険労務士
城田 めぐみ
城田社会保険労務士事務所
東京都豊島区

当事務所は、障害年金の申請支援を専門に取り組んでいる社会保険労務士事務所です。様々な傷病による障害年金の手続きは複雑で、多くの方が途中で諦めてしまうこともあります。当事務所では、初回相談から診断書の準備、申請書類の作成、年金事務所とのやりとりまで、受給に向けて丁寧にサポートいたします。お気軽にご相談ください。

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